ハイレゾって必要?

最近発売されるオーディオ製品には「ハイレゾ」に対応したものが増えてきました。ハイレゾとは、一般的なCDやDVDのオーディオよりも「より高い周波数まで、よりきめ細かく」収録し、それをそのまま聴くことができる機器や再生フォーマット、あるいはそのフォーマットで収録・編集された音楽メディアのことを指します。

でも、あれれ、CDのフォーマットって人間が聴くことができる範囲の音は収録できるのが売りだったはず。じゃあハイレゾって意味ないの?

サンプルを用意しました。ハンドベルの演奏を96KHz 24bitというハイレゾフォーマットで収録したそのままのものと、編集ソフトウェアで48KHz 16bitに「落とした」ものです。

ハイレゾ(96KHz 24bit)をそのフォーマットのまま聴くには、それに対応した機器が必要です。実は最近の一般的なWindows PCでは通常のオーディオ出力がハイレゾに対応しているものが多いので、設定を変えるだけでハイレゾオーディオを聞くことができます。ただそれはあくまで再生可能なだけで、フォーマットの実力を発揮できる、というレベルではありませんが…。

以下のように設定してみてください。Windows 7、8、8.1で共通です。

1. デスクトップのタスクバー右端にあるスピーカーのアイコンを右クリックする

Mixer

2. メニューから「再生デバイス」を選び、スクロールして使用している・既定値になっている再生デバイスを表示させる。
(表示が「スピーカー」などになっているはず)

PlayProperty

3. 「プロパティ」ボタンをクリックし、開いた「スピーカーのプロパティ(名称は異なるかも)」ダイアログで「詳細」タブをクリック。以下のようにドロップダウンリストが現れるので、”24 ビット、96000 Hz”という項目をえらび、「テスト」ボタンで音が鳴るのを確認したらOKボタンをクリック。

(もしこの項目がリストになければ、残念ながらハイレゾフォーマットのままでは再生されません)

DefaultFormat

4. もう一度OKボタンをクリックし、上記のリンクのサンプルファイルを「メディアプレーヤー」で再生する

いくつかのPCで試しましたが、”96KHz” フォーマットの上限である 43KHz – 45KHzまでは再生できないものも多いものの、すべての機種で30KHzを超える超高音は再生できていたので、二つのサンプルでの音の違いがわかる「かも」しれません。

ただ、違いはやはり超高音域に出てきます(サンプルにハンドベルを選んだのもそのためです)。できるだけいいイヤフォンかスピーカーで聴いてみてください。PCのスピーカーではほとんど違いは分からないと思います。

To マニア・専門家の方へ

厳密にはここのサンプルの「ハイレゾじゃない版」も通常の収録方法とは異なるし、どうしてもソフトウェアで変換する際に劣化するので正しい比較方法ではないですが、あくまで簡易的にサンプリング周波数で音のニュアンスが変わるかどうか、のみを主眼にしています。

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